就業規則

目次

就業規則の服務規律について

就業規則の中には、従業員の服務規律に関する規定が含まれていることが一般的です。
以下に一般的な服務規律の内容やポイントをいくつかご紹介しますが、具体的な規定
は各組織や企業の就業規則によって異なる場合がありますので、ご自身の所属してい
る組織の就業規則を参照してください。

  1. 出勤時間と遅刻: 出勤時間の厳守や遅刻の禁止、遅刻時の連絡手続きに関する規定が
    含まれることがあります。従業員は出勤時間に適切に出社し、遅刻が発生した場合は
    事前に適切な連絡を行う必要があります。
  2. 労働時間と休憩時間: 労働時間の規定や休憩時間の取り扱いに関する規定が含まれる
    ことがあります。従業員は所定の労働時間を遵守し、適切な休憩時間を取ることが求
    められます。
  3. 禁止行為: 就業規則では、特定の行為や行動の禁止事項に関する規定が含まれること
    があります。例えば、違法行為、不正行為、ハラスメント、差別、個人情報の漏洩
    などが該当します。
  4. 服装規定: 組織によっては、従業員の適切な服装や身だしなみに関する規定が含まれ
    ることがあります。クリーンな衣服の着用や、特定の服装規則への準拠が求められ
    る場合があります。
  5. コンピュータとインターネットの利用: 組織のITリソースやオンライン活動に関す
    る規定が就業規則に含まれることがあります。例えば、業務以外のプライベートな
    利用の禁止、機密情報の保護、セキュリティ対策の遵守などが該当します。
  6. 行動規範と職務遂行: 組織内での適切な行動や業務遂行に関する規定が含まれることが
    あります。例えば、他の従業員への配慮、チームワークの促進、業務上の責任の遵守
    などが該当します。また、機密情報や知的財産の保護、組織のルールや方針に従った
    業務遂行も求められるでしょう。
  7. 休暇と休業: 有給休暇や特別休暇、産休・育休など、休暇や休業に関する規定が含ま
    れることがあります。従業員は所定の手続きに従って休暇を取得し、休暇期間中の義
    務や制約に従う必要があります。
  8. 出張や勤務地変更: 出張や勤務地変更に関する規定が就業規則に含まれる場合もあり
    ます。従業員は出張や異動に協力し、所定の手続きや報告義務を遵守することが求め
    られます。

以上が一般的な服務規律に関するポイントです。ただし、各組織や企業の就業規則は
異なる場合がありますので、所属している組織の就業規則をよく確認し、遵守するこ
とが重要です。また、従業員が就業規則について理解し、遵守することで組織全体の
円滑な運営や労働環境の健全化に貢献できます。

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投稿者のプロフィール

赤津 秀夫
赤津 秀夫社会保険労務士
500社以上の就業規則を診断してきた社労士です。

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