
目次
無期転換社員の定年
無期転換社員は、期間の定めのない契約ですので、「定年」を設けなければ契約を終了することはできません。
そのため正社員同様、「定年」を定めることが必要になります。通常の職場であれば、無期転換社員の定年は
正社員と同じ「60歳」に設定することで異存はないでしょう。しかし、業種によっては、60歳以上の有期契約
社員が多数在籍している場合、60歳を超えた年齢で無期転換が発生します。この場合、第2定年ともいうべき制度
を就業規則に規定する必要があります。規定例は以下のとおりです。
【規定例】 無期転換社員の定年 第〇〇条
1.第2項を除き、無期転換社員の定年は、満60歳の誕生日とする
2.前項にかかわらず、無期契約への転換時にすでに満60歳以上の無期転換社員の定年を以下の
とおりとする
①無期契約に転換する時すでに満60歳に到達している無期転換社員の定年は、満65歳の誕生日とする
②無期契約に転換する時すでに満65歳に到達している無期転換社員の定年は、満70歳の誕生日または
無期転換から2年を経過後の誕生日のいずれかの先に到来する日とする。
就業規則・助成金に関するご相談・お悩み又はその他労務管理に関するお悩みごとは、和歌山で業歴17年
(就業規則が得意分野)の当事務所にご連絡・ご相談ください。
まずは、「無料相談30分」ボタンまたは「お問い合わせ」ボタンをクリックしてみてください。
投稿者のプロフィール

- 社会保険労務士
-
500社以上の就業規則を診断してきた社労士です。
事業所の複雑化する労務管理対策に“気付き”与えるために、常に最新の情報を発信しております。
急激な時代の変遷に伴う「働き方改革」に即対応策を!
新しい投稿
お役立ち記事2023年9月15日企業の安全配慮義務について
お役立ち記事2023年8月29日労務管理
賃金体系に関すること2023年8月20日最低賃金
お役立ち記事2023年8月15日労務管理
【無料】事務所だよりを受け取る場合は・・・
赤津社会保険労務士事務所では、
・就業規則で点検すべき箇所がわかる!無料チェックリスト
・実際にあった!危ない就業規則の事例集
・これなら大丈夫!良い就業規則の事例集
などを、事務所便りとしてお送りしています。
最新の人事・労務管理全般の情報をお求めなら、ぜひご登録ください。
・就業規則で点検すべき箇所がわかる!無料チェックリスト
・実際にあった!危ない就業規則の事例集
・これなら大丈夫!良い就業規則の事例集
などを、事務所便りとしてお送りしています。
最新の人事・労務管理全般の情報をお求めなら、ぜひご登録ください。