就業規則

目次

就業規則と雇用契約書

就業規則と雇用契約書は、雇用関係において異なる役割を持っていますが、密接な関係があります。

まず、雇用契約書は、雇用関係における基本的な事項を定める契約書であり、労働者と雇用主との間で交わされます。一方、就業規則は、企業などの雇用主が労働法に基づいて定めた、企業内での労働者の権利や義務について定めたルールブックのようなものです。

就業規則は、企業の事情に合わせて、雇用契約書では定めることのできない細かい内容を定めることができます。また、就業規則に定められた内容は、雇用契約書による契約関係に加えて、労働者と雇用主との間に法的な拘束力を持ちます。つまり、就業規則に定められた内容は、雇用契約書に矛盾する場合でも、就業規則に従わなければならないことになります。

総じて言えることは、雇用契約書と就業規則は、それぞれが独自の役割を持っているものの、両者は密接に関連しており、雇用関係におけるルール作りに欠かせないものであるということです。

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投稿者のプロフィール

赤津 秀夫
赤津 秀夫社会保険労務士
500社以上の就業規則を診断してきた社労士です。

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