就業規則

目次

就業規則の豆知識①

①「規程」と「規定」の違い
 「規定」とは、個々の条項を示します。例えば、「第〇条の規定を準用する。」などと
 用います。「規程」とは、ある一つのことを決めた一連の条項全体を示します。
 例えば、「賃金については、別途定める賃金規程によるものとする。」と用います。
②「及び」と「並びに」の使い方
 語句を並立する場合に使う法令用語で、英語の「and」に該当します。同じレベルで
 並列するときは、「及び」を用います。並列のレベルが2段階になる場合(語句の並列
 に強弱がある場合)は、小さい並列に「及び」を用い、大きな並列に「並びに」を用います。
 例えば、A、B、Cと並列する場合、「AとB」をワンセットであることを表現したい場合に
 は「A及びB並びにC」と表記します。同じレベルで3つ以上を並列する場合には、最後の
 並列部分に「及び」を用い、それ以外の部分はすべて「、」で括ります(A、B、C及びD)。
 動詞を並列する場合も同様です。「A、B、C及びD」を「EとF」のセットと並列する場合
 は、「A、B、C及びD並びにE及びF」となります。
 なお、「及び」は単独で用いられますが、「並びに」は単独で用いられることはありません。
③「かつ」の使い方
 「及び」「並びに」と同様に語句を並列する場合に使う法令用語です。2つの語句を並列し、
 不可分一体としての意味を持たせるときに用います。「かつ」は、2つの文章を連結する場合
 にも用いられます。文章と文章を括る場合には「かつ」の前後に「、」を打ちます。語句を連
 結する場合には」「、」を打たないのが通常です。

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投稿者のプロフィール

赤津 秀夫
赤津 秀夫社会保険労務士
500社以上の就業規則を診断してきた社労士です。

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