
目次
パワーハラスメントに起因する労災
中小企業におけるパワーハラスメントによる労災を予防し、適切に対応
するためのポイントは以下の通りです。
- ポリシーとルールの整備: パワーハラスメントを含む全てのハラスメ
ントを防止するために、企業内に明確なポリシーやルールを設けるこ
とが重要です。社員に対してパワーハラスメントの定義や禁止事項、
通報手続きなどを明確に伝えましょう。 - 啓発と教育: 全ての社員に対してパワーハラスメントについての教育を
行うことが大切です。従業員がどのような行為がパワーハラスメントに
あたるかを理解し、他者を尊重する姿勢を身につけるよう促しましょう。 - コミュニケーションの促進: 社内のコミュニケーションを円滑にするた
めに、上司と部下の間にオープンで信頼できる関係を築くことが重要で
す。社員が遠慮なく問題を報告できる環境を整えましょう。 - 告発者の保護: パワーハラスメントの被害者が通報した場合、その告発
者を保護する仕組みを用意することが大切です。告発者が報復を受けな
いように配慮し、信頼性のある通報チャネルを提供しましょう。 - 適切な対応と調査: パワーハラスメントの疑いがある場合は、迅速かつ公
平な調査を実施してください。第三者委員会や外部専門家を巻き込むこと
で、公正な結論を導き出すことが重要です。 - 懲戒措置と教育プログラム: パワーハラスメントを行った者に対しては適
切な懲戒措置を行い、再発防止のための教育プログラムを実施しましょう。 - モニタリングと改善: 労災に至る前段階として、定期的なモニタリングと評
価を行い、問題のある箇所を改善することで、労災リスクを軽減できます。 - 法令と規制の順守: 労働者の権利と安全を保障するために、労働法令や労働
安全衛生規制を遵守してください。
これらの対応策を実施することで、中小企業におけるパワーハラスメントに起
因する労災を防止し、働きやすい環境を整えることができます。
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投稿者のプロフィール

- 社会保険労務士
-
500社以上の就業規則を診断してきた社労士です。
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