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2023年度の地域別最低賃金引き上げ額
2023年度の地域別最低賃金引き上げ額が過去最大の41円となり、中央最低賃
金審議会が引上げの「目安」を示しました。この引上げにより、全国加重平均
最低賃金額は初めて1000円を突破し、4.3%の上昇率に相当します。これは昨
年の31円の引上げ幅を大きく上回り、物価上昇率の影響を考慮して決定されました。
引上げ額の目安は、地域の経済実態に応じてAランク(6都府県)、Bランク
(28道府県)、Cランク(13県)の3つのランクに分けて提示されました。こ
れにより、東京が最も高い引上げ額の41円を示し、地域によって引上げ額が異
なります。
審議会は、労働者の生計費、賃金、通常の事業の賃金支払い能力の要素を考慮
し、消費者物価指数の上昇などを重視して引上げ率を決定しました。地域間格
差の是正を目指して、最賃改定の基準として地域別ランク制度を導入しました。
引上げ額に関しては、物価上昇による影響や中小企業への価格転嫁の難しさな
どが考慮され、政府には価格転嫁対策と賃上げ原資の確保の取り組みを要望す
る声もあります。
今後は各地の地方最低賃金審議会で新たな最賃額が決定される予定であり、地
域ごとの最低賃金が変動することになります。
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