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現行の「4週4休制」の問題点

労務管理

現行の「4週4休制」の問題点

2024年9月3日
1. 現行の「4週4休制」の問題点
4週4休制(変形週休制):現行の制度では、4週間で4日以上の休日を与えればよいとされています。しかし、休日のタイミングによっては最長で48日間連続勤務が可能となります。

2. 連続勤務日数の上限設定
提案された変更:連続勤務日数に上限を設けるべきという意見が多数出ました。具体的には、13日を超える連続勤務を禁止する案が検討されています。
理由:連続勤務が労働者の健康に悪影響を与える可能性があるためです。精神障害の労災認定においても、2週間以上の連続勤務が心理的負荷として考慮されます。

3. 休日規制の厳格化
提案された例:1週1休または2週2休の義務化。これにより、最大12日間または24日間の連続勤務が可能となります。
1週1休:毎週1日の休日を義務化。ドイツやフランスで採用されている制度。
2週2休:2週間で2日以上の休日を義務化。1週間に1日の休日を原則とします。

4. 勤務間インターバルの規制
現状:現在は事業主に努力義務が課されています。
提案された変更:努力義務ではなく法的な規制を導入する案が出ました。代替措置を設けつつ、徐々に厳格化していくことが考えられています。

5. 36協定と休日労働の上限規制
36協定:労働時間の上限を定めるための協定です。休日労働の上限規制導入の是非も議論されました。
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