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労務管理のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進

労務管理

労務管理のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進

2024年11月8日
労務管理のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進は、従来の労務管理業務をデジタル技術を活用して効率化・改善し、業務負荷を軽減しつつ労働生産性を向上させる取り組みです。特に中小企業での導入が進むことで、限られた人員や時間の中でも生産性を上げ、働き方改革の実現が期待されています。

労務管理のDX推進のメリット
労務管理におけるDXを推進することで、以下のようなメリットが得られます。

手作業の自動化による効率化

勤怠管理や給与計算、年次有給休暇の管理といった手間のかかる業務がシステム化され、自動的に計算や集計が行われます。これにより、ミスが減り、管理に費やす時間も削減されます。
リアルタイムでの労働時間管理

デジタルシステムを使えば、従業員の勤務状況をリアルタイムで把握できるため、残業時間の削減や、過重労働防止に役立ちます。また、従業員も自分の労働時間を確認しやすくなるため、働き過ぎや無駄な残業の防止に役立ちます。

データの蓄積と分析が可能

勤怠データ、休暇取得データ、健康診断の結果などがデジタルデータとして蓄積されることで、長期的な労務状況を分析し、職場環境の改善や人材戦略に活用できます。
ペーパーレス化とコンプライアンス強化

労務管理を電子化することで、紙の帳票やファイルが不要になり、保管場所の確保や管理コストが削減されます。また、法令に沿った記録管理がしやすくなり、労務コンプライアンスの強化に寄与します。
労務管理の効率化における具体例

勤怠管理システムの導入

従業員がスマートフォンやパソコンで勤怠を入力できるシステムを導入することで、出勤簿やタイムカードの集計作業が不要になります。また、労働時間の自動集計や、勤務実績に応じた休暇管理も簡単に行えます。
年次有給休暇の自動管理

有給休暇の取得状況をシステムで管理し、取得が必要な従業員に自動で通知する機能も利用できます。これにより、年次有給休暇の5日間付与義務にもスムーズに対応できます。
給与計算の自動化

勤怠データや残業時間、休暇情報が給与計算システムに自動連携されるため、手計算での作業ミスが減り、計算時間も短縮されます。
健康管理とストレスチェックのデジタル化

健康診断結果やストレスチェックのデータを一元管理し、従業員の健康状態を把握して早めのフォローが可能です。労務管理システムの一部としてこれらの機能を統合することで、社員の健康管理がより効率的に行えます。

労務管理のDXを成功させるためのポイント
システムの適切な選定
自社の労務管理の課題に応じたシステムを選定することが重要です。例えば、出勤管理や休暇管理、給与計算を一元管理できるシステムを選ぶことで、効率化効果がさらに高まります。

従業員への説明と教育
新しいシステムを導入する際には、従業員がその使い方に慣れ、活用できるよう教育を行う必要があります。従業員が積極的に利用することで効果を最大限に引き出せます。

法令遵守とコンプライアンス対応
労働基準法や働き方改革関連法に対応するシステムを導入し、労務管理のDXによってコンプライアンスを強化することも重要です。

労務管理のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進についてのお問い合わせ先

赤津社会保険労務士事務所
代表:赤津秀夫
〒640-8137 和歌山県和歌山市吹上3-1-39
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E-Mail:akatu-h@leaf.ocn.ne.jp
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