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産業医の役割

労務管理

産業医の役割

2024年6月9日
産業医の役割
産業医は、医学的な観点から労働者の健康維持や職場環境の改善について助言し、働きやすい職場作りに貢献します。

① 健康診断とその結果に基づく措置
目的: 健康診断は労働者の健康状態を確認し、適切な働き方ができるかを判断するために行われます。
対応: 健康診断の結果を産業医に確認してもらい、必要に応じて働き方の変更を検討します。また、生活習慣病の予防・治療の契機として、早期対応を行います。
② 治療と仕事の両立支援
背景: 現在は治療しながら働く労働者が増えています。
対応: 産業医が労働者と面談し、就業の可否や配慮の必要性についてアドバイスします。これにより、適切な治療を受けながら仕事を続けることが可能となります。
③ ストレスチェック制度や長時間労働者への対応
ストレスチェック制度: メンタルヘルス対策の一環として、ストレスチェックを実施し、高ストレス者に対する面接指導を行います。
長時間労働者への対応: 長時間労働が健康リスクとなるため、産業医が面接指導を行い、健康リスクの評価と対策を行います。
④ 職場巡視
目的: 労働者の健康状態を悪化させないようにするため、産業医が職場を巡視し、環境を確認します。これにより、病気の悪化も防ぎます。
⑤ 衛生委員会
役割: 産業医は衛生委員会のメンバーとして、健康管理体制や職場環境について医学的なアドバイスを行います。産業医が委員会に参加することで、職場の状況を詳しく理解することができます。
⑥ 情報管理
プライバシー保護: 健康情報は機密性が高いため、産業医が適切に情報を管理し、労働者の同意を得た上で職場に説明します。これにより、職場環境の改善が適切に行われます。

産業医はこれらの活動を通じて、労働者の健康を守り、働きやすい職場を作るために重要な役割を果たします。
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